あらすじ | 【アタック拳】主人公・安宅拳太郎は日常は車両を改造した移動式レストラン「アタック軒」を営んでいる。しかし、レストランの店主は表向きの顔であり、突如として送られてくる指令を受け取ると、警視庁の秘密諜報機関「ブラックフェニックス」の一員として行動を開始する。ブラックフェニックスは、日本国内の金品や秘宝を狙って暗躍するギャング組織「ワールドパワー」を殲滅するために結成された組織であり、拳太郎の他にも普段はガソリンスタンドで勤務する戸川隆吉、由利子といった仲間が所属している。拳太郎は特殊装備の愛車・Z10号に乗り、今日もワールドパワーの野望を阻止するべく闘いに身を投じる。本作は漫画原作テレビドラマとして1966年10月2日から1967年1月1日まで日本教育テレビ(NET)系で放送された。制作は東映。プロデューサーの山田正久は、本作を「空手三四郎」「くらやみ五段」に並ぶ格闘技三部作とするほど生身のアクションに力を入れて撮影したという。その後、2020年1月8日にベストフィールドより発売された「往年の傑作テレビ映画 第1話特集」では、第1話がデジタルリマスター版のDVDに収録され注目を集めている。また原作となる漫画「アタック拳」は小学館刊行「週刊少年サンデー」にて1965年の37号から46号まで連載された。原作者は『巨人の星』等で著名な「川崎のぼる」。他に後にアニメ化される「いなかっぺ大将」など、世代を超えて知られる数々のベストセラー作品を生み出した。 |