| あらすじ | 【俺はあばれはっちゃく】あばれはっちゃくこと主人公・桜間長太郎は美玉市立第一小学校5年生で、地元では有名なガキ大将でもある。勉強はからっきし、運動とケンカ、いたずらを得意とするわんぱく少年だが、ずる賢い大人を挫き、弱い子供、そして時には大人を助けるという正義感も持ち合わせている。何かとトラブルに見舞われては嫌疑をかけられ、よく昔風の大工である父親に「てめぇのバカさ加減には父ちゃん情けなくて涙でてくらぁ!」とお約束のセリフで叱られる。しかし子供ながらも、強い大人に屈せず、持ち前のひらめきを活かして自他ともにピンチを切り抜けていく。当時の様々な家庭や学校問題を取り込んでおり、長太郎によって問題が解決していく爽快感溢れるストーリーは子供だけでなく、大人にも支持され人気を博した。本作は1979年から1985年にテレビ朝日系列で放送されたテレビドラマ「あばれはっちゃく」シリーズの第一弾となる。第一弾は1979年2月3日から1980年3月8日まで放送された。脚本は山根優一朗や三宅直子のほか、田口成光が全シリーズを通して執筆している。また初代はっちゃくは吉田友紀が演じ、本作にて演技力を高く評価されたことでお茶の間の人気を集めた。のちの同シリーズでは頼りになるお兄さんとして何度も出演し、後に『電脳警察サイバーコップ』に主演した。山中恒による児童文芸「あばれはっちゃく」シリーズを原作としており、本作は原作に忠実な設定となっている。 |