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文化庁委託事業

ライオン劇場

チャコちゃん ハーイ!

馬とそろばん
作家田代淳二
主題歌[「空のように」、(作詩)薩摩忠、(作曲)松井八郎、(歌)芦野宏四方晴美]
放送局TBS
放送日[1965/12/23]
放送回47
主な出演四方晴美佐藤英夫高田敏江賀原夏子村田恭加藤土代子小川純立川雄三鈴木泰明山本文雄杉狂児
演出/監督山際永三
管理番号N02-18177-00
かなチャコチャン ハーイ
ローマ字CHAKOCHAN HĀI
分類台本
メディア テレビ
ジャンル ドラマ
収蔵先国立国会図書館
あらすじ【チャコちゃんハーイ!】四方晴美(よも はるみ)主演の「チャコちゃんシリーズ」の第三作目に当たる。昭和40年代のサラリーマン家庭の子供たちの生活や遊び、子供ながらの悩み、流行を取り入れた長寿番組。前二作からの変更は、両親の役が実際の両親である「安井昌二」と「小田切みき」から変更され、父親が「佐藤春夫」母親が「高田敏江」に変わる。児童向け日常ドラマの草分け的シリーズである。主人公のチャコはショートヘアーでどちらかといえば、たくましい少女として描かれており、少年的な魅力もあり、当時の子供達の間では大変な人気を得た。制作はTBSと国際映画社で、子供たちも見られる時間帯の19:30~20:00に設定され、当時はまだアメリカ統治下の沖縄にも放送された。シリーズ3作目として1965年2月〜1966年1月まで1年間継続した。児童向けドラマとはいえ、視聴率の高さ故、ゲストには「笠置シヅ子」「宮城まり子」といった当時の大スターの出演もあった。一説によると、後に大女優となる「夏目雅子」もこのシリーズのファンで、この番組を見て女優を目指したとも伝えられている。このシリーズの主役であった四方晴美は1962年に映画化された『僕チン放浪記』で、5歳の頃に少年役でデビューしていた。その時の演技力を認められて、小学生ながらも多くの業界人に認められての長いシリーズ化の主役を続けた。映画文化から、量産大勢のテレビシリーズ化していく最中で制作された児童ドラマの先駆けとも言える。
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  • ※映画、演劇に関しては、放送日の欄の記載は「公開日」「公演日」になっております。
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チャコちゃん ハーイ!