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文化庁委託事業


ハレンチ学園

※合本 公害モルモットの巻[ガッポリかせごうの巻]
作家青野暉
原作ハレンチ学園
原作者永井豪
プロデューサ近藤伯雄:東京13チャンネル丹野雄二:ピロ企画前田兼利:日活
放送局東京12チャンネル
放送日[1971/2/18]
放送回[21]
主な出演大辻伺郎井上昭文桂小かん弘松三郎砂川啓介小林文彦児島みゆき福崎和宏倉園あけみ尾花絹代たかこの香
演出/監督青野暉
考証・指導(企画)ダイナミックプロダクション、(監修)阿部進
管理番号N02-17753-04
かなハレンチガクエン
ローマ字HARENCHIGAKUEN
分類台本
メディア テレビ
ジャンル ドラマ(まんが原作)
収蔵先国立国会図書館
あらすじ【ハレンチ学園】 ハレンチな教師が集まる「聖ハレンチ学園」を舞台にエッチでいたずら好きの「山岸八十八(やそはち)」が、柳生一族の末裔である十兵衛こと「柳生みつ子」が考えられないほどハレンチな教師「ヒゲゴジラ」や「マカロニ・キッド」等と学園内で様々な事件を巻き起こす学園漫画がベースになっている。まだハラスメントといった言葉も存在しなかった1970年代に子供たちの間で流行った「スカートめくり」や修学旅行では女子風呂を覗こうとしたり、身体検査では八十八が女子の部に潜入してヌードを見ようとしたり、現在では考えられないほどのハレンチ行為を学生たちが繰り広げた。そのことに対して、教師達も一緒になって大騒動になることもしばしばだった。原作は「デビルマン」や「マジンガーZ」で高名な永井豪。1968年から1972年まで集英社「週刊少年ジャンプ」で連載されていたギャグ漫画である。が、当時にしても、性描写や問題教師への批判が相次ぎ、PTAなどから激しい批判も受けていた。それでも子供達からの人気は根強く1970年10月から東京12チャンネル(現・テレビ東京)で実写シリーズが始まり、同年にはダイニチ映画によって3本の映画制作もされている。テレビ、映画化に当たってはヒロインであった十兵衛役の「児島みどり」が主役となり、一躍人気を得た。後にOVAでアニメ化になるも、成人指定になっている。2018年には「永井豪の全作品」が第47回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞を受賞した。
  • ※[ ]内の情報は当団体の独自調査による参考情報であり、書誌原本に記載のあるものではありません。
  • ※映画、演劇に関しては、放送日の欄の記載は「公開日」「公演日」になっております。
  • ※ローマ字表記は「かな」から機械変換で表示しているため、不正確な場合があります。
ハレンチ学園