あらすじ | 【海猿2 炎の海に挑む・海上保安官物語】仙崎大輔は鹿児島県の第十管区海上保安本部に勤務する海上保安官である。巡視艇「ながれ」に乗船していたある日、先輩の池澤直樹夫妻から連絡が入った。夫妻は奄美大島に向かうフェリーに乗船していたが、そこへ現金強盗犯の夫婦が銃を持って乗り込んできたのだ。池澤の連絡から異変を察知した仙崎は、視察を中断して急きょフェリーへと乗り込む。しかしフェリー内では、犯人を止めようとした池澤が被弾し身動きが取れなくなったうえ、発砲が原因で火災が発生していた。船内はパニックに陥り、救助に駆け付けた仙崎と動けない池澤、そして強盗犯の一人である女が車内に置き去りにしていた金を取り戻そうとして取り残されてしまった。船体が沈みゆく最中、仙崎たちは決死の脱出を試みる。本作はNHKにて2003年8月18日に前編・後編に分けて同日放送された単発ドラマであり、フジテレビ制作版「海猿」とは異なる。主演は大人気グループTOKIOのメンバー・国分太一が務め、海猿ブームの火付け役となった。また本作の撮影にあたって海上保安庁が協力しており、より本格的な海上サスペンスドラマとして仕上がっている。原作は原案および取材を担当した小森陽一と、作者・佐藤秀峰による漫画「海猿」であり、1998年12月から2001年6月まで小学館刊行「週刊ヤングサンデー」にて連載された。2014年12月時点における販売累計部数は500万部を突破するなど大ヒットし、数々のテレビドラマや映画化に至った。 |