あらすじ | 【海猿~海の捜査線・海上保安官物語】新米海上保安官として勤務していた仙崎大輔は、ある日、鹿児島の海上保安部が緊急信号を受信したことを機に不可解な事件に足を踏み込む。緊急信号を受信し出航した巡視船は、漂流していたプレジャーボートで夫婦の遺体と呆然として動かない少年を発見する。少年は夫婦の息子だった。海上保安部が事件を無理心中と発表する中、少年の家を訪れた大輔は、亡くなった父親の死因が自殺ではなく他殺ではないかと疑う。一方、少年の家を訪れた新人新聞記者の浦部美晴は、大輔の疑問に興味を持ち、のちに大輔と協力しながら独自に調査を進めていく。しかし追い詰められた犯人は、人質を取りボートで逃亡してしまう。海上保安部は海上の一斉捜査に乗り出し、大輔も新米保安官として海上の大捜索に加わった。原作は佐藤秀峰が描く漫画「海猿」であり、1999年から2001年にかけて小学館発行「週刊ヤングサンデー」で連載された。原案・取材は小森陽一が提供。原作の連載終了後、本作が数ある海猿メディアシリーズの一作目としてテレビドラマ化され、NHKデジタル衛星ハイビジョンにて2002年7月13日に初回放映された。実際の海上保安庁が撮影に協力しており、リアルかつ非常にダイナミックなドラマとなっている。翌2003年には続編「海猿2~炎の海に挑む・海上保安官物語」が放送され、海猿メディアシリーズの人気に火をつける。この時の主演・仙崎役は国分太一、浦辺美晴役は永作博美である。 |