| あらすじ | 【怪奇大作戦 セカンドファイル】1968年製作された円谷プロが制作した『怪奇大作戦』のリメイク作品にあたる。怪獣やウルトラマンが出ない、それぞれの時代に合ったホラー、ミステリー要素が強い特撮作品が2000年以降に時代を変えて起こる事件をスペシャルチームとして作られた組織SRI(Science Research Institute)「特殊科学研究所」のメンバーが原因を究明し解決に導こうと活躍する。SRIに関して、かつては警察機構の延長線上の組織だったが、セカンドに関しては半官半民の扱いになっている。ストーリーも旧作と同様、今だに明確な答えが出ていない火元が分からないが、人体だけが自然発火する人体発火を扱った、第一話「ゼウスの引き金」や謎の電磁波によりタイムスリップが起きる、第二話「昭和幻燈小路」、第三話に未知の感染症を扱った「人喰い樹」等、現代にも通じる不思議なストーリー、全3話の新作が作られた。主演に西島秀俊、田中直樹、岸部一徳等を迎え、役者は全員変わっているが、役柄や役の名称は旧作と同じである。監督、シリーズ構成にオリジナルの「実相寺昭雄」を迎えている。オリジナルはTBS制作だったが、セカンドの制作はNHK、NHKエンタープライズが担当し、2007年4月から7月に放送。各話演出には後にジャパニーズホラーの先駆者となり、国際的に活躍するようになった『呪怨』の監督である清水崇や『リング』の監督となった田中秀夫が起用されている。この作品が制作されている最中に実相寺昭雄監督が逝去している。 |