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文化庁委託事業


がきデカ

※合本 (A)少年警察官(がきデカ)登場!!(仮)/(B)勉強は楽しいのだ!!(仮)
作家柳川茂
原作者山上たつひこ
放送局フジテレビ
放送日[1989/10/16]
放送回1
主な出演(A)(こまわり君)、(西城クン)、(モモちゃん)、(ジュンちゃん)、(こまわり君の父親)、(こまわり君の母親)、(猫又刑事)、(老人)、(夫)、(妻)、(女の子)、(男)、(B)(こまわり君)、(西城クン)、(モモちゃん)、(ジュンちゃん)、(栃の嵐)(あべ先生)、(こまわり君の母親)、(モモちゃんとジュンちゃんの母親)、(豚顔の父親)、(蝶ネクタイの父親)、(女生徒A)、(女生徒B)、(女生徒C)、(子猫)
演出/監督山田雄三
管理番号D02-02900-01
かなガキデカ
ローマ字GAKIDEKA
分類台本
メディア テレビ
ジャンル アニメ
収蔵先倉庫にて保管中
あらすじ【がきデカ】日本初の自称少年警察官である小さなおまわりこと「こまわり君」は二頭身でしもぶくれな顔が特徴で、いつも女性にセクハラまがいの事をするような、子供らしくない性格をしていた。とても警察官とは思えないハチャメチャな言動を繰り返すこまわり君は、逆向(さかむけ)小学校に通う同級生や先生、近所の人々巻き込んで、いつも騒動を引き起こす。こまわり君はまさに漫画チックに描かれており、動物や虫にまで変身することのできる特技や、動物と話す能力、時には警察官としての権力まで使って滅茶苦茶なエピソードや自由すぎる日常を、当時としては珍しい劇画調の絵柄で描いたどたばたコメディアニメで、とにかく勢いの強いギャグ要素とちょっと下品な表現で視聴者の笑いを誘った。こまわり君の意味不明な彼の一発ギャグとポーズである「八丈島のキョン」「アフリカ象が好き」等、漫画では表現出来る範囲でテレビアニメ化されたが、こまわり君の面白さは1980年代の大人や世間の倫理観から大きく外れていたために、原作の面白さを忠実に再現はできなかったが、アニメなりに放送コードギリギリまで描写する挑戦的演出は試みた。原作は少年チャンピオンで1974年から1980年にかけて連載された「山上たつひこ」によるギャグマンガで、その少し下品な仕草や一発芸は当時の子供たちの間で大流行し、社会現象にもなった。
  • ※[ ]内の情報は当団体の独自調査による参考情報であり、書誌原本に記載のあるものではありません。
  • ※映画、演劇に関しては、放送日の欄の記載は「公開日」「公演日」になっております。
  • ※ローマ字表記は「かな」から機械変換で表示しているため、不正確な場合があります。
がきデカ