あらすじ | 【がんばれ元気】『堀口元気』はプロボクサーである父親『シャーク堀口』こと『堀口秀樹』により男手一つで育てられ、大好きな父のような強いボクサーになることを夢見て五歳からボクシングをはじめる。元気が生まれた後、ボクシングから距離を置いていた時期もあった秀樹だが、やがてプロボクシングに復帰を果たすのだが、若手の天才ボクサー『関拳児』との激闘の末に帰らぬ人となってしまう。父の死後、資産家であった母方の祖父母の家に引き取られた元気は何不自由のない生活を送っていたが、志半ばで倒れた父に代わりに自分が関を倒し世界チャンピオンになるという夢を叶えたいと願うようになる。祖父母の反対を受けながらも密かにボクシングの練習を続けていた元気は、元全日本学生チャンピオンの『三島栄司』と出会いをきっかけに、亡き母によく似ている小学校の教師『芦川悠子』らの後押しも得て中学卒業と同時に単身上京して特訓の日々を重ねる。成長を遂げた元気はチャンピオンになる夢を胸に、世界王者になった関と戦うためプロボクサーへの道を歩んでいく。本作は『東映動画』により制作され、1980年から1981年までフジテレビ系列にて全35話が放送された。原作は『あずみ』や『お〜い!竜馬』などを描いた漫画家『小山ゆう』が週刊少年サンデーにて1976年から1981年まで連載した熱血系ボクシング漫画である。 |