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文化庁委託事業


野球狂の詩

※合本 北の狼 南の虎(後編)
作家山崎厳
原作野球狂の詩
原作者水島新司
プロデューサ(製作)本橋浩一、(企画)別所浩治:フジテレビ渡辺忠美:日本アニメーション
主題歌(OP)野球狂の詩、(作曲)渡辺宙明、(スキャット)堀江美都子コロムビア男声合唱団、(ED)栄光の彼方へ、(作詞)橋本淳、(作曲・編曲)渡辺宙明、(歌)水木一郎こおろぎ’75]
放送局フジテレビ
放送日[1978/11/6~1979
放送回[14]
主な出演[岩田鉄五郎:納谷悟朗火浦健:曽我部和行王島大介:作間功五利:雨森雅司山川大川王島の父・母加代珍来軒の主人・おかみ先生阿蘇高の監督コーチセンターライト事務員記者A・B・C審判赤ん坊阿蘇応援団ファンA・B・C・D観客タイガーズ・スカウトマンアナウンサー場内アナウンス田渕ナレーター]
演出/監督岡部英二
管理番号D02-02650-03
かなヤキュウキョウノウタ
ローマ字YAKYUUKYOUNOUTA
分類台本
メディア テレビ
ジャンル アニメ
台本バージョンシナリオ
収蔵先倉庫にて保管中
あらすじ【野球狂の詩】セ・リーグ万年最下位のお荷物球団、東京メッツには、『球聖』の異名を持つ五十三歳の老投手「岩田 鉄五郎」が所属していた。鉄五郎は高校の女子野球部に在籍していたアンダースローの投手「水原勇気」と出会い、その資質を見出すと、メッツへの入団を促す。当初は大学への進学を希望し、鉄五郎の説得を無碍にしていた勇気だが、彼の熱意にほだされて、入団を決意する。女性はプロ選手として登録できないという野球協定の壁を乗り越え、勇気はドラフト一位でメッツに入団。初の女性プロ野球選手となる。二軍で捕手『武藤』による厳しいしごきや、鉄五郎によるボーリングを取り入れた奇抜な練習を乗り越えた勇気は、武藤に『ドリームボール』と命名された変化球と共に一軍のマウンドへと上がる。勇気は一球だけのリリーフとして活躍し、セリーグの主力打者たちを翻弄していく。シーズン途中で広島に移籍した武藤との因縁の対決を乗り越え、勇気は万年最下位だったメッツが上位争いを果たす原動力となるのだった。アニメは水原勇気の入団騒動を描く単発の一時間スペシャル番組として放送され、その折に人気が沸騰し、毎月1本というアニメにしては珍しいシリーズで全二十五話放送された。十一話までが「水原勇気編」とした一連のエピソードだったが、十二話以降は勇気入団以前の各キャラクターを中心としたエピソードが描かれている。
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  • ※映画、演劇に関しては、放送日の欄の記載は「公開日」「公演日」になっております。
  • ※ローマ字表記は「かな」から機械変換で表示しているため、不正確な場合があります。
野球狂の詩