あらすじ | 『海底大戦争』 ジュール・ベルヌの古典海洋SF小説「海底二万哩」の設定を未来世界に置き換えて再構成し1981年に放送された日本テレビとタツノコプロによって制作されたアニメ作品。 独裁者ダリウス皇帝率いるガビア帝国が強大な軍事力によって世界征服を推し進める未来を舞台に、潜水艦ノーチラス号の乗組員たちが自由を勝ち取るまでを描いている。 海洋研究に夢を抱く若者リッキーはある日、パートナーであるベンと共に潜水艇に乗って海底に眠るとされる失われた古代都市についての研究を行っていた。そんな時、何者かの手によって潜水艇を沈められてしまうが、その危機を原子力潜水艦ノーチラス号に救われる。 ノーチラス号の船長であるネモの傲慢な態度に反感を抱きながらも、自分たちと同様にネモたちも古代都市を目指していると知ったリッキーは彼らと行動を共にすることになる。しかし、その末に辿り着いた古代都市でガビア帝国が恐ろしい人体実験を行っているところを目撃してしまい、陰謀へと巻き込まれていくこととなる。 当時のアニメ誌などでも話題となったこの作品で演出を務めたのは「ヤッターマン」「科学忍者隊ガッチャマンⅡ」などで知られる真下耕一。そして「機動警察パトレイバー」「魔法の天使クリーミィマミ」の高田明美が初めてメインキャラクターデザインを務めた作品でもある。 |