『獣の戯れ』(けもののたわむれ)は、三島由紀夫の長編小説。全5章から成る。3人の男女の間に生まれた奇妙な愛と、その共同生活と終局への決断が、西伊豆の村の豊かな自然や花を背景に高雅なタッチで描かれた物語。扇情的なタイトルとは裏腹に、静寂的な作品となっている「第四章 著名人の時代」()。1961年(昭和36年)、週刊誌『週刊新潮』6月12日号から9月4日号に連載され(挿絵:東山魁夷)、同年9月30日に新潮社より単行本刊行された井上隆史「作品目録――昭和36年」()山中剛史「著書目録――目次」()。文庫版は1966年(昭和41年)7月10日に新潮文庫より刊行された。翻訳版は、イタリア(伊題:Trastulli d’ animali)、イギリス (英題:The Frolic of the Beasts)、中国(中題:獣之戯)などで行われている久保田裕子「三島由紀夫翻訳書目」()。1964年(昭和39年)5月23日に若尾文子の主演で映画化されている山中剛史「映画化作品目録」()松田ひとみ「獣の戯れ」()。