あらすじ | 【中学生日記】 中学生日記は1972年から2012年3月まで長きに渡って放送された学園ドラマである。1962年4月から放送された「中学生次郎」という番組を前身とし、何度か番組名を変更しつつ本ドラマに至る。最初のシリーズ中学生次郎から舞台は名古屋である「中学生次郎」をルーツとして、NHK名古屋放送局が取材および制作を担当した。中学生を中心としたドラマシリーズであり、一つのテーマを一話もしくは数話で構成し、出演する中学生を「日記生」と称した。1990年以降は時代に合わせて中学生の日常を描く一方、学校で起こっている問題も提示するようになる。また2003年以降は若手の脚本を起用するなどドラマの内容を一変し、日常の中の思春期のリアルな悩み、さらには生徒の背景にある家庭崩壊やシリアスな要素が多く織り交ぜられた。制作陣は日記生を芸能人ではなく一般からオーディションで起用し、等身大の中学生を放送することにこだわった。そのほか中学生の学校生活や教育現場で発生する問題の再現性を高めるため、日記生にアンケートや個別取材を行うだけでなく、実際に教職員として働いている人たちや大学教授にも取材し、その取材内容を元に台本や脚本を執筆した。そのためストーリーはドラマでありながら、ドキュメンタリー番組に近い内容となった。2013年に、アメリカ以外の50カ国、500放送機関が加盟する『国際エミー賞』では、2011年9月2日に放送された「シリーズ転校生・僕と君のメロディ」がシリーズドラマ部門を受賞。この40年に渡る番組から大勢の俳優が世にでている。 |